じゃーじゃー麺の「じゃー」は何? 中華の由来(8) 

コラム

こんにちは、料理長の竹若です。

先週の台風で被害はございませんでしたでしょうか?

幸い奈良県は大きな被害を免れましたが、被害に遭われた方には一刻も早い復興をお祈りしています。今週末も日本海側を台風が通る様子ですので、くれぐれもご注意ください。

さて、今回は、今月の割引クーポンの対象となっている「じゃーじゃー麺」についてお話いたします。

麺料理は数あれど、ラーメンやうどん、パスタや焼きそばに比べ、イマイチ、じゃーじゃー麺自体の知名度は低いのですが、お客様からは「癖になる味」として、隠れファンが多いメニューでもあります。

じゃーじゃー麺、漢字で書くと炸醤麺(ジャージャン麺とも呼ばれます)となりますが、簡単に言ってしまえば、こんな感じです。

牛肉のひき肉を味噌で炒めて肉味噌状にしたもの(炸醤)を茹でた麺の上に載せた北京の代表的な料理。北京の他にも、河南省、山西省、四川省、または香港、台湾、韓国でも代表的な麺料理として親しまれている。

最初のじゃーは「炸」で、中国料理でたっぷり油で揚げること、次のじゃーは「醤」で、ペーストの状態になった調味料や味の濃い食品を差します。二つ並べると確かに、じゃーじゃー麺になりますね。

さて、当店の特徴は、本来の炸醤麺を基本としながらも、地元の伝統的な調味料を加え、独自の旨みを引き出しています。

ちなみに、調味料のうち、本醸造醤油は御所にある片上醤油さんから、吉野桜みそは梅谷醸造元さんから仕入れています。どちらも奈良の地で醤油や味噌づくりに励んで来られ「一味違う」調味料に仕上がっています。実際の違いは、召しあがって頂ければお分かりいただけると思います。

麺にもこだわり、食感を大切にし、特に舌触りを高めた特製麺を使用しています。さらに、もう一工夫。

炒めた香味野菜やザーサイに自家製ラー油とレモンを絡めた「四川薬味」を一緒にお出ししています。レモンの爽快感と旨みを凝縮した辛みを味わって頂ける薬味となっています。

最初に書きましたが、本ホームページのクーポン(2018/10-11)を利用していただくことで、お得に味わって頂けますので、ぜひこの機会にお試しください。

それでは今日も元気にご来店お待ちしています!