中華料理の四大ルーツ

おはようございます。本日は、台風が接近しているようです。どうぞ皆さん、十分にお気を付けください。

そんなわけで、ふらっとお出かけしにくい一日になりそうですが、今日はそんなインドアの方にも興味深いお話を。

中華料理とは、中国の料理を日本人の口に合うようにアレンジされたものですが、大きな四つのルーツがあるのをご存知ですか?

日本では、明確に区別されていませんが、よく「四川(しせん)風」などと呼ばれるものです。

今回は、それぞれの特徴を、ごく簡単に説明してみたいと思います。

 

広東料理

中国では有名な四大料理の一つに数えられます。その特徴は、海や山の食材の旨味を活かしたあっさりした風味が持ち味です。

過去には海外から料理法を取り入れたともいわれており、高級食材などが使われるのが特徴です。

代表的な料理は、フカヒレスープや燕の巣などです。

 

四川料理

最初に例に出していますが、これはとにかく辛い! を特徴とする料理です。

当店でもイチオシ「濃厚肉味噌担々麺」に使用している「麻辣醤(まーらーじゃん)」などが使われます。

この地方は気温差が激しいので、香辛料や調味料が多く使われるらしいです。「四川風」=「辛い」でだいたい合ってそうですね。

 

上海料理

文字通り、上海付近の料理で、味の特徴は甘酸っぱさでしょうか。

醤油が使われることも多く、あっさりした風味、また、餡かけ料理などが特徴的です。

代表的な料理は「小籠包」や「上海蟹」といった料理でしょうか。

海と近いことから、海鮮料理が多いのも特徴です。

 

北京料理

広い中国ですが、その首都である北京の名前を冠した料理です。その味は濃くて塩辛いのを特徴としています。

従って、味噌・醤油を使う料理が多く、また、寒いので生姜やニンニクと言った体を温める食材も多用されます。

つまり、代表的な料理は「餃子(水餃子)」や「肉まん」、そして、「北京ダック」などですね。

こんな餃子を奈良風にアレンジしたのが「大和野菜餃子」です。

 

中国料理も色々ありますが、さらにそれをアレンジした日本風中華料理も多数あります。

こうやって国や文化を超えて、美味しい料理が出来上がっていく過程は面白いですね!

では、この記事で、お腹がすいてきたら(笑)ぜひ当店へ。お待ちしてます!