こんにちは、料理長の竹若です。

今回は本場「韓国」の専門店のキムチのお話です。こう書くと、昨今の騒々しい国家間のやり取りから「むむむ……」と感じてしまう方もいるかも知れません。

しかし、このキムチという食べもの、口に入れた瞬間、全ての雑念が吹き飛びます。

ウマイものはウマイ! これは万国共通の真実ではないでしょうか!

などと、熱く語ってしまいましたが、これまで仕入れていた国内産のキムチと比べると格段に違うのです。

では、何が違うのか?

原料が? 製法が? 隠し味が? 熟成期間? 

違います。どれかじゃないんです。

全てが次元が違うレベルなんです。このキムチをスタッフで試食した時のことをよく覚えています。

何気なく届いたキムチ、それを試食する我々スタッフ、ありふれた光景です。

ところが、このキムチを口に含んだ瞬間、全員の眼がスルドくぶつかりました。

(我々は何を食べているんだ!?)全員の眼が無言でそう語っていました。

食の専門家としては悔しい所もありますが、とにかく、その絶妙な味の深みがまるで違うのです。

例えるなら、これまで食べていたキムチは「白菜の唐辛子漬け漬物」でした。しかし、これは「キムチ」であって他のものではありません。

即座に採用しました。

当店では、一品や豚キムチちゃんぽんとしてお出ししていますが、これは本当に味わう価値のある逸品です。

もちろん、この本物の迎え撃つ当店もそれに負けない工夫と技術を投入して対抗しています。

この友好的平和的旨いもの勝ち的食べてみなさい的な「日本」と「韓国」の正しい融合をぜひ、当店で味わってみて下さい。

食の世界はとてつもなく広い、小さな争いが吹き飛んでしまうような懐の深さ。この歳になってもそれを実感する毎日です。

今日もご来店お待ちしています!