※今回は知り合いの編集のIさんにお願いしてスープの試食をお願いした様子を対談形式でお伝えします。
--こんにちは、今日はよろしくお願いします(編集I/以下略)
こんにちは、今日はちょっと変わったお願いになりましたね(料理長・竹若/以下略)
--いえいえ、楽しみにしてきました。和風ちゃんぽんのファンだったので、楽しみにしてきました。
以前は毎週来てくださってましたね。
--仕事が変わってしまったので、すみません(笑)
では、さっそく、和風ちゃんぽんを味わって頂きたいと思います。
--スープだけなんですよね。
そうなんです。正確には具も入れてますが麺なし「和風ちゃんぽん」ですね。
--麺なし(笑) でも、それだけスープが変わったということですね。
はい。まずは、こちらをどうぞ。
--おいしそうですね。では、スープを……あ、分かります。
??
--スープの香りがとても濃厚です。和風だしの風味がしっかり感じられるというか。香りだけで変わったのが分かります。この湯気からの香りが違うんです。
そうですか。私は毎日作っているので気づきませんでした。
--では、頂きます。
--すごく濃厚ですね。ただ最初はスープの香りが良くて、口当たりがいいんです。それが、喉を通ると何とも言えない風味が広がりますね。
(さらに試食)
どうですか? 前の記憶とは違いますか?
--違うんですが、似てるところも多くて……言葉にするのは難しいですが、濃厚が売りのラーメンのような濃厚さではなく、あっさりとした口当たりの中に素材の旨味が広がるというか。こう、広がりのある濃厚さなんです。
「広がり」ですか。
--そうです。例えば、濃厚豚骨スープだとこの味で押し切る、みたいな感じがしますが、和風ちゃんぽんは、ダシをベースに様々な素材が感じられる自然な「濃厚さ」なんですね。
そういって頂けると嬉しいです。実は、前回も紹介していますが、製法をずいぶんと変えました。
--確か、6回とれるスープを4回にまで減らされたとか。
そうなんです。ベースとなるスープの濃度を上げたうえ、味の肝となるバラ肉を2倍に増やしました。これももっと安い肉でも十分なんですが、そこは選び抜いたバラ肉にこだわっています。さらに返しダレも工夫しています。
--返しダレとは何ですか?
返しダレとは、簡単に言えば、香味野菜や豚肉を入れて煮込んだ特製の醤油のことです。この和風ちゃんぽんのスープは、ベースとなるスープに返しダレを合わせて完成品スープになっているんです。
--スープの味付けの為の醤油も煮込むんですか。すごい手間ですね。
和風ちゃんぽんを美味しくしようと思っていたら、こんなになっていました(笑) もちろん、化学調味料や保存料も使ってません。
--すごいですね。では、具材も頂き来ます。
--この具材の豚も美味しいですね。
これもブランド豚で鹿児島の茶美豚(ちゃーみーとん)を使用しています。私も食べ比べましたが、これが一番しっくりきました。
--今日は正直、スープだけだと残念だと思っていたんですが、結構食べ応えがあります。このホタテも味がしっかりしてます。
180gのたっぷり野菜・具材を使ってますので、普通に具の多いスープとして楽しんで頂けるかと(笑)
--ごちそうさまでした。完食です。
印象はどうですか?
--すごく変わりました。濃厚さの中に広がりのあるスープ、多彩な具材の旨味が味わえました。結構ラーメンは食べ歩きしますが、この味は「和風ちゃんぽん」でしか味わえないと思います。
そういって頂けると嬉しいです。今日はありがとうございました。
--こちらこそ、ありがとうございました。次はぜひ「麺あり」でお腹いっぱいになりたいと思います。
ご来店、お待ちしています(笑)
(2月某日/ほうらい店内にて)
以上、取材記事でした。2月中はクーポンも利用できるので、ぜひ、「麺あり」ちゃんぽんをワンコイン500円で召し上がって下さい!